育苗本番

タマネギ2種のうち、後蒔きした品種も無事発芽。

タマネギの発芽直後

いよいよ50日間にわたる育苗期間が始まります。

 徒長を防止する!

発芽までは乾燥させないことに注意して、これからは徒長を防止しながら、ガッチリとした苗に仕上げる管理に入っていきます。

苗が徒長する原因はいくつかあるけれど・・・

  1. 水分過多
  2. 肥料(窒素)過多
  3. 風通しの悪さ
  4. 日当たり(悪いと徒長する)

が主な原因。

  • 1と2について
    今回肥料は、ネギ類専用の育苗培土を使っているから、肥料バランスの心配は無いと思うけど、通常のタマネギ育苗よりもセル穴が大きいトレイを使っているから、1穴当たりの肥料成分は過多気味かもと心配。
    なので、水やりをやや控えながら様子を見ていきます。
  • 3について
    ハウスのサイドの巻き上げは開けっ放しにしているけど、防虫ネットを張っているから、風通しは正直悪い…。
    でも何年も前からこの状態なので、影響としては問題ないかな~。
  • 4について
    発芽まではハウスの屋根に遮光ネットをかけてたけど、発芽と同時に撤去しました。それでなくても最近は曇り続きで。
    種まきから今日までの平均日照時間は、たったの「3時間」
    その上、ハウスのビニールも年期モノで、ずいぶん汚れて光線透過が悪くなってきているのでこれも心配。

というわけで、悪条件しか重なってない気もするけど…。
上の要素で、管理できるのは水分ぐらいだから、水分管理で成長度合いをコントロールしていきます。

目指す苗の最適質は?

タマネギ苗は大きすぎても、小さすぎてもダメ。
目指すは「葉鞘型6~8mm/苗重4~6g」の苗です。

圃場準備もスタート

下の写真。
草むらの写真じゃないですよ。
タナネギの定植予定地です。

草だらけ(汗)

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ハンマナイフモアで刈ることも考えたけど、タマネギは地中にできる野菜だから、特に地中の物理的環境は大事。

というわけで…

1本1本抜き取っていくことにしました。

定植までに、間に合うのかな~。

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