代替タンパク「普及元年」

新聞に興味深い記事がありました。

農水省は2日、「フードテック官民協議会」を設立し、同日に第1回の協議会を開いた。
フードテック(食に関する最先端技術)を活用した食品業・農林水産業の発展や、食料安全保障の強化が狙い。
日本農業新聞(サイト版)2020年10月4日)

「ゲノム編集」と「代替タンパク」を中心に、7つの作業部会が今月下旬より活動を始めるとのこと。

 

普及元年の始まりか?

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大豆を中心とした「植物肉」は、欧米で急速に普及が進んでいます。
当初は、一部のスタートアップ企業による取り組みでしたが、最近では、企業の取り組みを国も支援し始めています。

EUは5月に「Farm to Fork(農場から食卓まで)」という持続可能な食料システムの構築戦略を発表し、研究開発費への投資を行っています。
日本でも今回、協議会が設立され、いよいよ植物肉の普及が推し進められようとしています。

数年後には、当たり前のように、スーパーやレストランで代替肉を目にするようになるのかな?

テックとオリジン 2つの潮流

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食の分野では、急速に最先端技術が取り入れられ、「テック」の嵐が巻き起こっています。その一方、コロナ禍によって、今までの「時間」「空間」「人とのつながり」を改めて考え直すきっかけになっており、食における「健康」「楽しさ」など、元々の「食の原点(オリジン)」が改めて見直されるようになっています。

「故きを温ねて新しきを知る」

食は今、さまざななことが変わっていくホットスポットな分野となっています。